こんにちは。愛知県岡崎市の元システムエンジニア さくらです。当ブログでは毎回15分ほど、Scratch(スクラッチ)をはじめる小学生の勉強サプリになります。今回は『0-2. Scratchでくりかえし処理を学ぶ』をお話したいと思います。
プログラムのくりかえし処理とは、同じことを何度も行うことです。朝起きて”おはよう!”と毎日言うことも毎日のくりかえしですよね。
プログラムのくりかえし処理について
くりかえし処理はループ処理とも言われ、プログラムでとても便利な機能になります。ちなみに、一般的なプログラムでは、”for文”と”while文”の2種類の書き方が用意されいますことが多いです。
例文
下のブロックで作ったプログラムでは、ネコのキャラクターが10ずつ大きくなることを10回くりかえします。
ブロックを組み合わせて、ネコのキャラクターを大きくします。「緑の旗が押されたとき」ブロックは、Scratchを始めるおまじないみたいなものです。続けて「大きさを10ずつ変える」ブロックで、ネコを10大きくすることができます。最後に、「10回繰り返す」ブロックで囲めば、囲まれたブロック内を10回くりかえすことができます。
問題
問題. 1 次のブロックで作ったプログラムの場合、ネコのキャラクターはどのような動きをしますか?下の回答から選んでください。
- ネコが元のサイズと比べ、30小さくなる。
- ネコが元のサイズと比べ、30大きくなる。
- ネコのサイズは変わらない。
ブロックの「大きさを〇〇ずつ変える」ことで、ネコのキャラクターは大きくなったり小さくなったりします。数字をマイナスにすれば、ネコはだんだん小さく、数字をプラスにすれば、ネコはだんだん大きくなります。
問題. 2 次のネコのキャラクターの動きから、ブロックの穴埋めをしてください。
ネコのキャラクターは右に100歩動いた後、左を向いて100歩動き、最後に右を向きます。
- ( )回繰り返す
- ( )回繰り返す
1回で50歩動くネコのキャラクターの場合、100歩動かすには〇回同じことをくりかえす必要あります。式でいえば、50×〇=100となります。
問題. 3 以下のブロックを組み合わせて、ネコのキャラクターを元の大きさより30大きくしてください。繰り返しブロックA・B・Cのそれぞれに入るブロックを①・②・③から選んでください。
回答. A- B- C-
答え
問題①の回答は、”1″になります。
問題②の回答は、
- (2)回繰り返す
- (10)回繰り返す
になります。
問題③の回答は、A-①、B-③、C-②です。
みなさん、わかりましたか?
これで”Scratchでくりかえし処理を学ぶ“については終わりです。お疲れさまでした。
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